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那覇のダンジョンを抜けて家に帰る途中、通称、那覇アリーナ(ただの雑居ビル)にある沖縄プロレスの予約を入れる。kaoちゃんおススメのスポットらしい。
沖縄プロレスは夏休み中毎晩20:00から試合をしており、この日も開催されるとのこと。私はプロレス下火の世代なのでこれまで全然興味がありませんでしたが、せっかく沖縄に来たので見ていこうと思いました。
超ローカルなネタなので楽しみでした。
道端にておしゃべりしながらモヤシの頭を抜いているおばぁ三人組。
沖縄のおばぁはよく働きますが、とてもお金になりそうにないことをしています。正直、どうやって食べているのか心配になります。それでも働くことが日常であり、生きていくことそのもののような姿をしています。
本土のおばぁちゃんのように悠々自適といった生活はできませんが、それゆえあんなにシャンとして元気なのでしょう。
ただ、親族間でのお金の話は意外とドロドロしているらしく、抜きに出てお金持ちになったりすると妬まれるそうです。まぁ、それはどこでも変わらぬと思うけどね。
沖縄と言えばサトウキビ畑だ。
ざわわ~ざわわ~なのだ。残念ながら那覇市内ではお見かけすることはできなかったが市場で発見。この時期、沖縄ではご先祖様を迎えるいわゆるお盆のシーズン。お盆のころになるとこのサトウキビが仏壇に飾られるそうです。なぜかというと、このサトウキビを杖代わりにしてご先祖様が還ってくるからだそうです。
沖縄の人は基本的に先祖信仰。本土の神社やお寺はほとんどありません。いわゆる神仏信仰ではないのでお盆のときでもお寺に行くのではなく、各家庭のお墓参りを大切にします。お墓は家の形をしたものと母体回帰を象徴する女性の性器の形を模した亀甲墓というものがあります。これらのお家は道端に唐突としてあり、いわゆる墓地といった感じはありません。交通量の激しい国道沿いなどにもあります。
悲しいのは米軍基地の中にお墓がある人たち。先祖信仰を大切にする沖縄の人たちはお墓参りを欠かしません。ゆえにつど米軍に申請しなければ基地の中に入ることができず、不自由をしているそうです。彼らの土地なのに、なぜ米軍の許可が必要なのか。本土の私たちには想像もできないことですが、それが沖縄の現実です。
沖縄の働く乗り物 CD125
狭い路地のそこかしこに停めてありました。意外にもスクーターの姿は少なく、労働バイクがたくさん走っていました。風景との溶け込み具合がステキでした。
沖縄の女性は本当によく働きます。市場にいるのはほとんどが おばぁ でした。ちなみに、沖縄の人はどのアタリからがおばぁかよく分かりません。みんな背中がシャンとしているので歳を聞いて驚くばかりでした。
前述しましたが、沖縄の人の声は小さいのでおばぁ同士の世間話は全然聞き取れません。そのせいか、この野菜市場も人の数の割には静かな場所でした。
たしかに観光客が来るには少し勇気が居る場所かも知れません。一人では絶対来なかったかな。。
昼食後、サータ・アンダギー(沖縄ドーナッツ)を露店で買って喰いながら、さらにアーケードの深部へと足を踏み入れる。
地元の人でもいったん入ると出られなくなる可能性大?なところらしく、kaoちゃんは行きたがりませんでしたが、私の興味は止まりません。もっと奥へ、と狭い路地をガンガン進みます。すると出るわ出るわ怪しいお店の数々。まるで時が止まったような昭和な臭いがするアーケード街。
アーケード街を抜けると野菜市場へ。おじぃ と おばぁ が南国の野菜を広げていました。いまさら気がついたのですが、沖縄の人はめったに声をかけてきません。市場に居たおばぁはさすがに商魂溢れる方々でしたが、ほかのお店の人たちは観光客然とした私に声をかけてくることはありませんでした。まぁ、見た目がウチナンチュウだからかしらん。
聞くところによると沖縄の人たちは本当にシャイらしい。会話するときは、ぼそぼそとしゃべって目を合わせようとしない。あまつさえ聞き返すことなどすると、もうしゃべってくれない。とても奥ゆかしくて恥ずかしがりやである。普通なら観光客相手に商品を売ろうと必死になるところだろうが、商品を手にとって見ていても声をかけてくる人はいませんでした。
お国柄、土地の歴史、いろいろあるのでしょう。争いを好まない、そんな人たちが住む街でした。
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